顔面神経麻痺の原因

東洋医学的には風邪(フウジャ・細菌・ウイルス等)寒邪(寒さ、冷え)により顔面の経絡(ツボの道)の気の流れが悪くなり、表情筋が滋養されないために弛緩して顔面の麻痺が起こります。具体的な例をあげれば身体が過疲労気味の時に風邪が体の中に入り、顔面の経絡が何処かで滞ったり、顔面を冷やし過ぎることでおきる。昔は汽車や電車の窓が大きく開けることができ、窓を開けて顔に風が長い時間当たる事によって顔面の麻痺が発症したこともあったようです。いずれにしても体が健康な状態に風邪や寒邪が入っても発症せず、内蔵の弱りがあるところに風寒の邪が入る事により発症します。怒りや精神的な抑圧が続く事により発症することもあります。

(図2)神経線維の構造
(図3)神経損傷と迷入再生

西洋医学的には中枢性の脳の病気によってなるものと抹梢性顔面麻痺(ベル麻痺)と呼ばれるものに分けられます 末梢性顔面神経はウイルスにより発症していると言う説が多いのですが原因ははっきりとわかっていません。側頭骨の奥に顔面神経が通っている顔面神経管と呼ばれるものがあり、これは人体の中で最も長い骨性の神経管だと言われていて、これが直角近くに曲がるところに膝神経節というのがあり、そこでウイルス等の再活性化により神経が腫脹すると圧迫されて障害が起き顔面神経麻痺を発症するのではないかと考えられています、その圧迫された神経はだいたい図のように3つの段階に分けられ、それぞれ治りのスピードにかなりの差があります。脱髄は神経は切れていませんので、これは治療しなくても治る可能性があります、顔面神経麻痺の70%は治癒すると言われており、大方の顔面神経麻痺はこれに分類されると思います。軸索が断裂する(軸索断裂)神経内膜も含めた神経線維全体が断裂する(神経断裂)があります、膝神経節から表情筋まで距離は平均9㎝あり、神経の損傷がおこってから変性が進行し表情筋が麻痺するまでには数日かかります。また軸索断裂や神経断裂からの回復には3~4か月を要します。

当院が顔面神経麻痺治療の際に大切にしていること

麻痺は東洋医学では虚(弱っている)状態です、ですから弱っている顔面部にブスブスと鍼を刺すのは虚している患部をさらに弱らしてしまいます、患部には補うような、やさしい鍼をして弱った筋肉に力をつけてやるようにします。それと必ず内蔵の弱りがあるので、弱った内蔵を元気にするような痛みのない、やさしい鍼で気の流れを良くします。顔面神経麻痺が発症するとき多くの人が耳の下に痛みを感じたと言っています、そこの奥に膝神経節があり、そこで神経の腫脹がおきて神経が断裂してしまいます、そしてその患側の第2頸椎の横突起を触ると必ず反応があり、頸椎の動きの悪さもあり、これが膝神経節でおこる神経の腫脹には関連性があると当院では考えています、その歪んだ頸椎に対してやさしい刺激をする整体で歪みを正していきます。

患者様の声

枚方市K様

枚方市 K様

どのような症状でお悩みでしたか?
喫茶店でストローを使ってコーヒーを飲んでいる時、口からコーヒーが漏れ出てきたので、おかしいと思い病院に行くと、脳の異常は無く顔面神経麻痺だということで入院してステロイドの点滴を3クールしたが全く変化無く、それから整体や鍼に行ったが症状は変わらなかった。左瞼が完全に閉じず左口角も下がって、目から涙が出るので運転もしにくく、うがいは全くできず汁物を飲むと口からこぼれる。
当院の施術を受けてどのように症状が変化しましたか?
初め食事の時に内頬をよく噛んでいたのが無くなり、少し喋りやすくなる。それから寝ている時は瞼が閉じるようになったが涙はまだ出ていた、その後段々と頬が動くようになってきて涙の出も少なくなった。頬を膨らますことができ、うがいもできるようになった。病院へは月1回何もしてくれないが診察だけがあり、段々と良くなっていくので不思議がっていた。今は病気の前と同じように生活出来るようになったのでありがたい。
担当者から
枚方から最初は週2回その後、週1回、1時間以上かけて来て頂き只々感謝です。神経の切れかたが、きついタイプの麻痺だったので、なかなか筋肉の動きが出ませんでしたが、糖尿病もお持ちで、それも治癒を遅くする原因になることを説明して、大好きな粉もんを減らして頂きました。糖尿病が悪化しないように食養生して大好きな釣りを楽しんでください。

吹田市S様

吹田市 S様

どのような症状でお悩みでしたか?
朝起きるとふらつき 顔の違和感で循環器病センターに緊急搬送され、脳梗塞の心配はないとのことで、市民病院の耳鼻咽喉科を紹介されて行くとヘルペスの値が通常の600倍と言うことで左ハント症候群と診断され入院して3クール点滴するも変化無く、鍼や血液を浄化する内科にかかるも変化は無かった。左目が渇き目の痛みがあり、涙が出てこない。うがいは全くできず水を飲むのも苦労するありさま、食事をするのもしにくく、頬は全く動かない。
当院の施術を受けてどのように症状が変化しましたか?
目薬をしないと目が痛くてしょうがなかったのが、涙が出るようになってきて、それから徐々に頬の動きが出てきて、食事がしやすくなり、うがいが出来るようになってきた。今は左顔面に少し違和感が残るが日常生活は普通に営めるようになっている。
担当者から
最初は麻痺もひどかったのですが、目の痛みがすごく辛そうでしたね、ご自宅で塩番茶で目を洗って頂いたりもしました。あれこれご自宅でやって頂きありがとうございました。初診が3か月以上経過してからで、それでも全く頬の動きがなかったので神経は完全に断裂していたと思われます。左頬に違和感が少し残ってしまったのは残念ですが。今後は無理をせず、お過ごし下さい。

宝塚市F様

宝塚市 F様

どのような症状でお悩みでしたか?
朝起きた時に右耳の下がすごく痛く、うがいが全くできず瞼も閉じない状態で近くの脳外科に行って、ステロイドの点滴を2クールして変化が無かったので、大学病院に行って筋電図で計ると0で回復する見込みが無いと言われる。もう1件、大きい病院に行ったがそこでも、時間が経っているので回復は難しいと言われる。最も辛かったのが瞼が閉じないので涙が四六時中出て、日常生活にかなり支障があった、食事の時汁物がこぼれたり、口の中をよく噛んでいた。最初は味覚も無かった。
当院の施術を受けてどのように症状が変化しましたか?
しばらく治療してもらうと涙が出なくなり、瞼もしっかり閉じるようになり、うがいをしてもこぼれ無くなった、全くできなかった口笛も吹けるようになり普通の生活に戻ることができた。
担当者から
大学の授業、就活ありながらしっかりと治療して頂きありがとうございました。若いので回復が早いと思っていましたが全体的に動きだすまで時間がかかったので、神経は完全に断裂していたのではないかと思われます。今は就職されて忙しくされておられます、無理をせずお仕事頑張ってください。
PAGE TOP