生活や健康に関する情報を定期的に発信していきたいと思います。第一回目はスーパーの店頭に並び始めた梅を使った梅干しについて発信したいと思います。

梅干しの酸っぱさは唾液分泌を刺激する、唾液には食欲増進だけでなくパロチンと言う若返りホルモンも一緒に分泌する。ポリフェノール類による糖尿病の予防作用、血圧上昇を抑えて動脈硬化を予防する効果やカルシウムを助ける働きがある。酸っぱさの原因はクエン酸で、梅は果物の中でクエン酸含有量が最も多く、小さな梅1粒にレモン1個の2~3倍とされる。クエン酸は血液をサラサラにして血流を改善して免疫力を高め、風邪やインフルエンザにかかりにくくする。胃炎、胃潰瘍、胃がんの原因となるピロリ菌の活動を抑制する効果も認められている。疲労回復にも効果があり、疲れの原因となる乳酸を分解して体外へ放出する。防腐作用もあり、梅干しの香りに含まれる安息香酸(あんそくこうさん)はカビなどの繫殖を抑える。その他にも梅干しに含まれる植物ポリフェノールの1種「梅グリナン」には強い抗酸化作用があり、老化やガン、生活習慣病の引き金となる活性酸素の働きを抑えてくれます。