秋の乾燥による皮膚の痒み
2025/11/06
秋の乾燥による皮膚の痒み
こんにちは吹田市の安藤鍼灸院です。少しずつ寒くなると、空気が乾燥してきます,
そうすると皮膚の痒みが出てきます、
その皮膚の痒みを西洋医学的にと東洋医学的に解説に解説しました。
■ 西洋医学的な解説
✅ 原因
乾燥による皮膚の痒みは、以下が主な原因です:
気温・湿度の低下 → 皮膚の水分・皮脂が減少
バリア機能の低下 → 外部刺激に敏感
入浴時の熱い湯、石鹸の使いすぎ
高齢に伴う皮脂分泌低下
アレルギー体質、アトピー素因
皮膚が乾くと表面に細かいひび(微小亀裂)が入り、
その刺激が かゆみ神経(C線維)を刺激して痒みが生じます。
✅ 対策
保湿剤の使用(ワセリン、ヒルドイド、セラミド製品など)
熱すぎない入浴(38~40℃)
石鹸は必要部位のみ・低刺激
加湿器を使用、室内湿度40〜60%
かかない工夫(冷やす、爪を短く)
■ 東洋医学(中医学)的な解説
✅ 東洋医学での考え方
乾燥の季節「秋〜冬」は
燥邪(そうじゃ) が皮膚を犯すと考えます。
特に関係する臓腑は 肺。
肺は「皮毛(皮膚)」を主るとされ、
肺の潤い不足=皮膚の乾燥・かゆみ
さらに体質によって分類されます:
症状タイプ 東洋医学的原因 症状例
乾燥タイプ 肺陰虚・血虚 カサカサ、軽い赤み
熱タイプ 血熱・燥熱 赤い、熱感、掻くと悪化
血虚タイプ 血の不足 乾燥、貧血傾向、めまい
✅ 養生法
体を温め過ぎない(血熱悪化予防)
加湿、白い食材(大根、白ごま、梨、豆腐)で肺を潤す
適度な油分・滋陰食(黒ごま、ナッツ、山芋、百合根)
■ 有効なツボ
★ 足三里(あしさんり)
膝の下、すねの外側
免疫調整、皮膚トラブル全般に
★ 曲池(きょくち)
肘を曲げた時の内側のくぼみ外側
熱を冷まし、皮膚の炎症・痒みに
★ 血海(けっかい)
太もも内側、膝のお皿の上内側
血の滞り改善、皮膚疾患に代表的
★ 太谿(たいけい)
内くるぶしとアキレス腱の間
腎を補い体を潤す
■ ツボ押しのコツ
1点につき 5〜10秒 × 5回
温めると効果アップ(蒸しタオル、カイロ※低温注意)
毎日続ける西洋医学的セルフケア
① 保湿を徹底
入浴後5分以内に保湿剤を塗る
セラミド・尿素・ワセリンなどが有効
※ひび割れが強い場合はワセリン中心で
かゆみ=水分不足 + バリア破壊
保湿が一番大事です
② 入浴方法を工夫
ぬるめのお湯(38–40℃)
長湯しすぎない
脂肪の多い石鹸は毎日全身に使わず、
汗をかきやすい場所中心に(腋、股、足など)
③ 加湿
室内湿度:40〜60%を目標
洗濯物室内干し、やかん蒸気も◎
④ 衣類の工夫
肌に直接触れるものは綿素材
ウールは刺激 → 内側に綿を着る
⑤ 冷やす
強い痒みは掻くのではなく、
**冷やしたタオル・保冷剤(タオル越し)**で鎮める。
✅ 東洋医学的セルフケア
① 温活+潤い補給
乾燥する季節は「肺」「腎」の気血水が不足しやすいです。
良い食材
梨、大根、れんこん、豆腐、白ごま
黒ごま、山芋、はちみつ、胡桃
ねばねば食品(納豆、オクラ、山芋)
「白い食材」は肺を潤すとされます
② 白湯・生姜湯(少量)
体を温めつつ、巡り改善
※熱症状(赤み強い痒み)のときは生姜少なめ
③ ツボ押し(1日5分)
ツボ 位置 効果
足三里 すね外側、膝下 体力増強、皮膚を元気に
曲池 肘外側のくぼみ 皮膚トラブル、かゆみ
血海 膝内側、上方 血の巡り改善、乾燥・痒みに
太谿 内くるぶし後ろ 体を潤す、腎補う
押し方
5~10秒押す × 5回
心地よい強さ
温めながら押すとさらに◎
④ 蒸しタオルケア
かさつく部分を蒸しタオルで温め → 保湿
温めすぎは逆効果なので短時間で
⑤ 軽い運動とストレッチ
血流改善 → 皮膚の再生促進
とくに下半身の冷えを改善するとよいです
(散歩、太ももストレッチ)
✅ 避けたいこと
NG 理由
熱いお風呂 皮脂が溶けて乾燥悪化
強い力で掻く/こする 炎症悪化、色素沈着
空気の乾燥 バリア機能低下
カフェイン・辛い物摂りすぎ 熱を生み痒み悪化
✅ 簡単セルフメニュー(毎日5分)
ぬるま湯シャワー → すぐ保湿
白湯を1杯(朝)
曲池・足三里・血海・太谿を各1分ずつ
就寝前に軽くストレッチ
やはり暖めて潤いを与えるために保湿したり、暖める食物を摂ることが大切です。
急に寒くなったりしますので、お体に気を付けてください。
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