寒暖差があると発症しやすい喘息
2025/12/18
寒暖差があると発症しやすい喘息
こんにちは吹田市の安藤鍼灸院です。寒くなってきましたが、冷えたり寒暖差があると発症しやすい喘息について西洋医学的にと東洋医学的に解説しています、参考にしてください。
① 西洋医学的な喘息の考え方
■ 病態
喘息は
慢性的な気道の炎症 + 気道過敏性の亢進 により、
気道が狭くなる
痰が増える
気管支が収縮する
その結果、
息苦しさ
ゼーゼー・ヒューヒュー(喘鳴)
咳(特に夜間・早朝)
が起こります。
■ 主な誘因
ダニ・ハウスダスト
花粉
冷気
風邪(ウイルス感染)
運動
ストレス
喫煙・受動喫煙
■ 治療の基本
吸入ステロイド:炎症を抑える(最重要)
気管支拡張薬:発作時の息苦しさを改善
継続治療が大切(症状がなくても)
② 東洋医学的な喘息の考え方
東洋医学では喘息を
「喘」「哮」 と呼び、主に以下が関係すると考えます。
■ 関係する臓腑
肺:呼吸を司る
脾:痰の生成に関与
腎:呼吸を深く吸い込む力(納気)
■ 主なタイプ
① 肺寒・風寒型(冬・冷えで悪化)
冷気で発作
白く薄い痰
ぞくぞく、寒がり
② 痰湿型
痰が多く、切れにくい
胸が重苦しい
胃腸が弱い
③ 肺陰虚・腎虚型(慢性)
夜間・明け方に悪化
乾いた咳
疲れやすい
※慢性喘息は複合型が多いです。
③ 喘息に有効とされるツボ
■ 呼吸を楽にする
定喘(ていぜん)
第7頸椎棘突起の下、左右約0.5寸
→ 喘息の特効穴
天突(てんとつ)
鎖骨の間のくぼみ
→ 息苦しさ・咳
■ 肺を強める
肺兪(はいゆ)
第3胸椎棘突起下、左右指2本分
→ 慢性喘息の体質改善
中府(ちゅうふ)
鎖骨下外側のくぼみ
→ 咳・胸苦しさ
■ 痰を減らす
豊隆(ほうりゅう)
すね外側中央
→ 痰湿体質に有効
■ 冷え・免疫対策
大椎(だいつい)
第7頸椎棘突起下
風門(ふうもん)
第2胸椎棘突起下、外側指2本
※温めるケアが特におすすめ
④ 自宅でできるセルフケア
■ ① 温める
首・背中(大椎〜風門)をカイロや蒸しタオル
冷気を直接吸わない(マフラー)
■ ② 呼吸法
腹式呼吸
鼻から4秒吸う
口をすぼめて6〜8秒吐く
→ 発作予防・自律神経安定
■ ③ 食養生(東洋医学的)
控えたい:
冷たい飲食物
乳製品・甘い物(痰を増やす)
おすすめ:
温かいスープ
生姜、ねぎ
大根
白きくらげ(乾燥咳)
■ ④ 生活環境
寝室の掃除(ダニ対策)
加湿しすぎない(50%前後)
禁煙
⑤ 注意点
ツボやセルフケアは補助療法です
吸入薬を自己判断で中止しないことが重要
夜間発作・会話困難・横になれない息苦しさは受診優先









