自律神経失調症による汗
2026/01/21
自律神経失調症による汗
こんにちは吹田市の安藤鍼灸院です。急に汗が出たり、寝ている時に汗が出たりする、自律神経失調症の症状に
よくあるものです、西洋医学的にと東洋医学的に解説しています参考にしてください。
① 西洋医学的な解説(自律神経と発汗)
● 発汗の仕組み
汗は主に
交感神経(自律神経の一部) が汗腺(エクリン汗腺)を刺激することで出ます。
通常は
暑いとき
運動時
緊張・ストレス時
に必要な分だけ汗が出ます。
● 自律神経失調で汗が出る理由
自律神経失調では、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかず、
交感神経が過剰に優位
わずかな刺激(不安・緊張・気温差)でも発汗が起こる
という状態になります。
● よくある特徴
顔・頭・脇・手のひら・足の裏に汗
暑くなくても汗が出る
緊張・人前・考え事で急に汗
寝汗や冷や汗
これは病的な多汗症とは異なり、機能的な乱れによるものが多いです。
② 東洋医学的な解説(汗と「気・血・陰陽」)
東洋医学では、汗は
「心・肺・脾・腎」と「気(き)・陰(いん)」 と深く関係すると考えます。
● 自律神経失調タイプの発汗で多い証(体質)
① 気虚(ききょ)
→ エネルギー不足で汗をコントロールできない
特徴
動くと汗
疲れやすい
風邪をひきやすい
② 陰虚(いんきょ)
→ 体を潤す力が不足し、熱がこもる
特徴
寝汗
ほてり
口や喉が渇く
③ 肝気鬱結(かんきうっけつ)
→ ストレスで気が滞り、自律神経が乱れる
特徴
緊張すると汗
胸苦しさ
イライラ、不安
👉 自律神経失調による汗は
「肝+心+脾」の乱れが重なっていることが多いです。
③ 有効なツボ(セルフケア向け)
⭐ とくにおすすめの基本ツボ
● 百会(ひゃくえ)
📍 頭のてっぺん
🟢 効果
自律神経の調整
精神安定
発汗コントロール
👉 ゆっくり5秒押して離す ×5回
● 内関(ないかん)
📍 手首のしわから指3本分ひじ側、2本の筋の間
🟢 効果
緊張・不安の緩和
動悸・発汗
👉 呼吸に合わせてやさしく
● 神門(しんもん)
📍 手首の小指側、しわのくぼみ
🟢 効果
心を落ち着かせる
寝汗・不安汗に◎
● 陰陵泉(いんりょうせん)
📍 膝の内側、骨の下のくぼみ
🟢 効果
体内の余分な水分調整
汗がだらだら出るタイプに
● 太衝(たいしょう)
📍 足の甲、親指と人差し指の骨の間のへこみ
🟢 効果
ストレス性の発汗
自律神経の緊張緩和
④ 日常でできる養生(重要)
深呼吸(吐く息を長めに)
湯船につかる(38~40℃)
冷たい飲食物を控える
首・お腹・足首を冷やさない
カフェイン・アルコールを控えめに
⑤ 受診の目安
以下がある場合は医療機関の受診をおすすめします。
体重減少
動悸・手の震え(甲状腺疾患)
夜間の大量寝汗が続く
発熱を伴う







