つらい気管支ぜんそくはなぜ起こる
2025/11/20
つらい気管支ぜんそくはなぜ起こる
こんにちは吹田市の安藤鍼灸院です。
寒くなると、発症しやすい気管支ぜんそく、発作がでるとすごく辛いです
西洋医学的にと東洋医学的に解説して養生法をだしています。
参考にしていただけると、ありがたいです。
■ 西洋医学的な「気管支喘息」の解説
● 1. 病態(なぜ起こる?)
喘息は、
「気管支が慢性的に炎症を起こし、少しの刺激でも狭くなりやすい状態」
のことです。
▼特徴
気道内の炎症
気道の過敏性(冷気、運動、アレルゲンで狭くなる)
痰が出にくくたまる
気道がヒューヒュー鳴ったり咳が長引く
● 2. きっかけ(誘因)
ホコリ、ダニ、花粉、ペット
タバコの煙
風邪(ウイルス感染)
冷気・気温差
運動
ストレス
PM2.5 など環境刺激
● 3. 治療
吸入ステロイド(気道の炎症を抑える=基本治療)
気管支拡張薬(発作時に使用)
ロイコトリエン拮抗薬
重症例は生物学的製剤など
■ 東洋医学(中医学)的な「気管支喘息」の捉え方
喘息は中医学では「哮喘(こうぜん)」と分類され、
「気(呼吸のエネルギー)の流れが乱れて、肺がうまく働かない状態」
として理解されます。
● 主なタイプ(弁証)
① 風寒型(寒さが原因)
冷気で悪化
寒い空気で咳が出る
白い痰が多め
寒がり
→ 冬に悪化しやすいタイプ
② 痰湿型(痰が多く気道がつまる)
どろっとした痰
頭が重い、体が重い
胃腸が弱い
→ 湿気・食べ過ぎで悪化
③ 肺気虚型(体力不足・肺が弱い)
動くと息切れ
声が弱い
風邪をひきやすい
→ 長く喘息が続くとこのタイプになりやすい
④ 腎虚型(慢性・高齢者に多い)
夜間・早朝に発作
足腰のだるさ
冷えると悪化
→ 長期の喘息で腎が弱ってくるタイプ
■ 気管支喘息に有効なツボ
症状のタイプに関係なく使いやすいツボを厳選して紹介します。
◎ (1)太淵(たいえん)
場所:手首の内側、親指側のくぼみ
効果:肺の機能を高め、呼吸を整える
喘息・慢性咳の基本ツボ
◎ (2)尺沢(しゃくたく)
場所:肘の内側、親指側のスジの上のくぼみ
効果:咳・のどの違和感・喘鳴(ヒューヒュー)に
熱による咳にも有効
◎ (3)孔最(こうさい)
場所:腕の内側、手首から肘の間の1/4の位置
効果:急な咳・発作時の苦しさに
喘息の“特効ツボ”として有名
◎ (4)定喘(ていぜん)
場所:大椎(首の後ろ・骨の出っ張り)から外へ0.5寸
効果:喘息に特化したツボ
喘鳴・慢性の咳にとてもよい
◎(5)肺兪(はいゆ)
場所:背中・肩甲骨の内側、左右
効果:肺の機能強化
慢性喘息の体質改善に
■ 自宅でできる養生法(東洋医学的)
● ① 冷えを避ける(特に首・胸・背中)
冷えると「気」の流れが悪くなり咳が出やすい。
マフラー
寒い外での深呼吸を避ける
就寝時に首と背中を冷やさない
● ② 白い痰が多い人(痰湿型)は食事に注意
控えめにすると良いもの:
揚げ物
乳製品
甘いもの
冷たい飲み物
おすすめ:
生姜
大根(痰を切る)
葱・ネギ湯
● ③ 乾燥で咳が出る場合
肺が乾くと喘息が悪化しやすい
ハチミツ湯
加湿
白い食材:白きくらげ、梨、百合根
→ 中国医学で「肺を潤す」とされる
● ④ 呼吸法(自宅で簡単)
「腹式呼吸」
6秒かけて吐く
4秒で吸う
→ 吐く時間を長くすると気管支の緊張が取れやすい
● ⑤ お風呂での胸郭ストレッチ
お風呂で胸を開くように両腕を後ろへ伸ばす
肩甲骨を動かす
→ 肺の伸びしろが広がり呼吸が楽に
気管支ぜんそくは悪化すると命に関わります、医療機関にかかり正確な診断をしていただいて、養生法も参考にしてください。







