インフルエンザについて
2025/11/30
インフルエンザについて
こんにちは吹田市の安藤鍼灸院です。
インフルエンザがすごく流行っていますね、西洋医学的にと東洋医学的に解説しています。
◆ 西洋医学的なインフルエンザ
■ 原因
インフルエンザウイルス(A型・B型)による感染。
咳やくしゃみの飛沫・接触で広がります。
■ 症状の特徴
風邪とは違い、急激に強い症状が出るのがポイントです。
突然の高熱(38〜40℃)
強い倦怠感
筋肉痛・関節痛
頭痛
咳・喉の痛み
悪寒
子どもは嘔吐・下痢が出ることも
■ 合併症に注意
肺炎
脳炎・脳症(子どもに多い)
喘息悪化
高齢者・持病のある方は重症化しやすいです。
■ 治療
発症から48時間以内なら抗インフル薬が効果的です。
タミフル(飲み薬)
リレンザ・イナビル(吸入)
ゾフルーザ(一回内服)
その他:
解熱剤(アセトアミノフェンが多い)
水分補給
安静
■ 注意
アスピリン系の解熱剤は、子ども・10代では禁忌(インフル脳症のリスク)。
■ 予防
ワクチン(発症・重症化予防)
手洗い・うがい
十分な睡眠
人混みを避ける
マスク
◆ 東洋医学的なインフルエンザ(中医学)
東洋医学ではインフルエンザは
「外邪(がいじゃ)=風邪・寒邪・熱邪」 が体に侵入して起こると考えます。
■ 種類(証)
インフルエンザは主に次の2つのタイプに分かれます。
◎ ① 風寒感冒タイプ(初期のゾクッとする悪寒が強い)
特徴:
悪寒が強い(寒気がひどい)
熱はそれほど高くない
咳、鼻水
体が重い
汗がでない
養生・セルフケア:
体を温める
生姜湯・葛根湯
首の後ろを温める
ツボ:
風池
大椎
合谷
◎ ② 風熱感冒タイプ(熱が高い・のどが痛い)
インフルエンザ後期はこちらが多い。
特徴:
高熱
のどの痛み
汗が出る
口が乾く
咳、黄色の痰
養生:
体を冷ましつつ熱を発散
加湿・水分補給
辛すぎる物は避ける
ツボ:
曲池
尺沢
風池
少商(喉痛に)
◆ 西洋医学と東洋医学の違いと組み合わせ方
視点 西洋医学 東洋医学
原因 ウイルス感染 “外邪”が侵入
治療 抗ウイルス薬、対症療法 気の巡りを整え、邪を外に出す
予防 ワクチン中心 体質改善(気・血・肺を強くする)
組み合わせのコツ
西洋医学:急性期の重い症状に強い
東洋医学:初期の悪寒や回復期のだるさに役立つ
発熱が高い時は必ず西洋医学的な治療を優先し、
東洋医学は補助的に使うのが安心です。
これから年末年始にかけて、忙しくなる時期ですので、しっかり養生してください。








